絶対に知っておきたい塾の選び方!失敗しないヒケツを解説

成績向上や受験対策など、理由はさまざまですが近年は塾に通う子供が増えています。

しかし、塾費用も安いものではないですし、子供に合わない塾だとかえって成績が落ちてしまうことも。

そこで今回は、失敗しない塾選びをするためのポイントや、塾選びの決め手を解説します。

塾はどうやって選ぶ?失敗しない塾選び

塾選びで失敗しないためには、塾に通う目的を明確にすることが大切です。

塾の種類は大きく分けて受験対策重視の「進学塾」、学校の授業をフォローする「補習塾」の2つがあります。
授業についていけないなら補習塾、受験を意識して通うなら進学塾など、目的に合わせて塾を選びましょう。

受験対策で進学塾に通わせる場合は、子供の志望校と学習カリキュラムがマッチしているか確認することが重要です。授業のレベルやコース、合格実績を見て、志望校に合っているのか判断しましょう。

成績別、「個別指導塾」と「集団塾」どっちが向いている?

塾選びのコツ

塾選びで悩むポイントのひとつは「個別指導塾」と「集団塾」のどちらに入れるかですよね。

講師1人で生徒1~2人を指導する個別指導塾と、大勢を相手に講義する集団塾は人によって向き不向きがあります。子供の性格や個性、塾ごとの特徴によっても合っている塾は異なりますが、成績を元にどちらが向いているかご紹介します。

【成績上位】学校の授業では物足りない

家庭学習の習慣があり、学校のテストでも安定して高得点の子は「集団塾」がおすすめです。

周囲に競い合う生徒がいるので、競争意識をうまく刺激できればさらに成績を伸ばせます

ただ、理解度に関わらず一定のスピードで授業が進むので、授業についていく難易度が少し高めです。そのため積極的に質問する姿勢や自主学習の習慣が必要となってきます。

【成績中位】学校の授業にはついていける

学校のテストで平均レベルの成績を取れている場合は、判断が難しくなります。

苦手な単元など特定の部分を重点的に勉強したい場合は、個々の理解度に合わせてカリキュラムを組む個別指導塾がおすすめです。
また、平均的な成績の子供は普段の勉強の仕方を工夫するだけで成績が上がるケースもあります。勉強法を相談したいなら、講師と密なやりとりをしやすい個別指導塾が向いています。

逆に性格的にひとりでの学習が向いていなかったり、友達がすでに通っている場合は、集団塾を検討してもいいでしょう。

【成績下位】学校の授業についていけない

学校の授業についていけてない場合は、ズバリ個別指導塾がオススメ。生徒の理解度や学力に合わせて授業が進むので、過去の復習からじっくりやってくれる個別指導塾のほうが成績向上を見込めます。
個別指導塾の講師は指導力だけでなく生徒との相性が重要です。担当講師が合わない場合に変更できる個別指導塾を選ぶと、子供に合った講師から指導を受けられます。

【小学生の塾の選び方】中学受験するなら必須

近年は小学生が塾に通うのも一般的になり、公立でも約4割の小学生が塾に通っています。小学生が塾に通うのは「基礎学力の定着」「中学受験」が主目的。

小学生の塾選びで重視したいのは、「子供の性格と合う塾」。友達が通っている集団塾、ほかの習い事と両立しやすい個別指導塾など、学習意欲や塾へのモチベーションを維持することが大切です。

中学受験を考えているなら通塾は必須。学校の授業では習わない応用問題が出題されるので、中学受験に特化した進学塾を選びましょう。
また志望校に合わせた選択も必要です。中学校によって出題傾向が異なる、合格実績・カリキュラム・教材などから志望校合格に向けた指導体制の有無、といった観点で選ぶことを心がけてください。成績(学習進捗)の確認の仕方や、フィードバックのもらい方(面談、電話など)も事前に確認しておくと良いでしょう。

ただし、専門的な知識が必要なことも多いので、授業体験や説明会に積極的に参加し、そのときに塾に相談するのがベストです。

【中学生の塾の選び方】高校受験対策の追い込みに有効

中学生は高校受験を見据えて勉強することが大切です。

難関校を受験する場合は、志望校の情報を十分に持っている進学塾に早いうちから通いましょう
レベルによって教室を分けている集団塾なら、レベルの高い生徒たちと切磋琢磨しながら勉強できて、高いモチベーションで勉強できます。志望校が難関校じゃないなら、一般的には中2までは基礎固め、中3から本格的な受験対策をするのが一般的な学習スケジュールです。

上記を踏まえたうえで、中学生特有の塾選びのポイントは下記です。

まず、「定期テスト対策の有無」。今まで経験して来なかったため、学習習慣をつくるのに苦労する子も多いでしょう。しっかりケアしくれる塾か否かは気になるポイントです。
さらに「高校受験では内申点(成績)が大切」になることが多いという点。内申点は特に日頃の成績が直結するため、やはり定期テスト対策が重要となります。

【高校生の塾の選び方】大学受験を意識するなら早いうちに

大学受験にありがちなのは「部活を引退したら勉強に本気を出す」というパターンですが、早期の通塾がオススメです。
国公立・私立、一般・推薦など入試制度もさまざまで、それに合った対策科目や準備が必要なので、早い段階での受験プランと塾選びがマストといっても過言ではありません。

大学受験は出題範囲が広いので、3年の夏から勉強する付け焼き刃では厳しいため、基礎固めができていないようなら、1~2年生のうちに部活とも両立しやすい個別指導塾の通塾を検討しましょう。

自分で受験対策の計画を実行していける余裕がある場合は、予備校をオススメします。
志望校合格に向けて、予備校が提供する受験対策法の中から、自分に合ったものを選びながら学習するスタイルです。

塾・予備校以外には映像授業という選択肢も
一時停止や繰り返し見ることができるので、自分のペースで進めたい人にピッタリです。

塾選びの決め手になるポイントは?

塾のレベルや形態の違いで候補を絞り込み、最後の決め手になるポイント。

塾のシステムが合っているか。部活との両立を考えるなら、塾を休んだときに振替制度があるか、学習習慣をつけさせたいなら宿題の有無など、通塾目的と塾のシステムが合っているかチェックしましょう。

塾や講師と子供の相性も決め手になります。
特に個別指導塾では講師と子供の相性が大事で、通塾の効果が大きく左右されます。相性のいい講師は単に学習の指導だけでなく、進路相談を始めとする精神的な支えにもなってくれます。
塾の指導方針も、宿題多めの塾、予習前提のハイペースな塾、高難易度の演習メインの塾などさまざまです。学習スタイルや授業理解度に合った塾を選びましょう。

受験対策で塾に通わせるなら、合格実績も大切な判断材料になります。志望校の合格実績が豊富だと、指導のノウハウがあるので安心感がありますよね。

友人と一緒のほうがやる気が出るタイプなら、友人が通っている塾を選ぶのもアリです。

もちろん、塾選びには実際に足を運んでみないとわからないこともあります。体験授業や面談を通して、塾のレベルや雰囲気が、通塾の目的や子供の性格に合っているかどうかを確認しましょう。
また、時間的な余裕があるなら、複数の塾を比較して、それぞれの特徴を明確にしながら検討することも大切です。

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公開日:2021-03-18 /更新日:2021-10-01

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