【中学生・高校生】勉強のやる気を出す方法とは?環境づくりも大切

勉強のやる気を出すには、まず目標を決めることから始めましょう。具体的な目標ができれば、やるべきこともイメージできます。また、勉強に集中できる環境をつくることも大切です。

本記事では、勉強のやる気が起きない原因について考え、やる気を出す方法や勉強がしやすくなる環境づくりについて紹介します。

勉強のやる気を出すにはどうしたらいい?

勉強しなければいけないことはわかっていても、なかなかやる気がでない中学生・高校生は多いのではないかと思います。そんなときに「勉強をしなさい」と言ってもあまり効果はありません。

勉強のやる気が出ない原因はさまざまあるため、まずは何が原因なのかを見極めましょう。原因がわかれば、具体的な対策も立てやすくなります。ここでは、勉強のやる気が出ない原因や、親ができることについて紹介します。

やる気が出ない原因とは

やる気が出ない主な原因は2つあります。「目標が定まっていない」「勉強できる環境が整っていない」という点です。

目標を定めなければ、何から手をつけていいのかわからずやる気も出てこないでしょう。

また、勉強に集中できる環境は人により異なりますが、自分に適した場所が見つけられないと勉強に取り組む意欲は湧いてきません。

これら、やる気の出ない2つの原因について詳しく見ていきましょう。

目標が定まっていない

やる気が出ないのは、具体的な目標が定まっていないからです。高校受験や大学受験という大きな目標はあっても、まだ1・2年生の場合は先のことだと感じて、やる気が湧いてこないこともあると思います。

勉強しなければならないのはわかっていても、何のためにするのかわかっていないと、真剣に取り組むことはできません。

目標は具体的に設定することで、達成するために何をすべきかが見えてきます。具体的なゴールが見えれば、それに向けてやる気も自然と出てくるでしょう。

勉強できる環境が整っていない

やる気が出ないもうひとつの原因は、勉強できる環境が整っていないからです。「静かな一人部屋を与えているのに」と思う方もいるかもしれません。

しかし、やる気が出て集中できる環境は人により異なり、周りに誰もいないと気が緩んで遊んでしまう場合もあります。やる気を出すためには、集中して勉強できる場所を見つけることも大切です。

やる気を出すために親ができること

親としては子どもの勉強が気にかかり、何かとアドバイスしたくなるものです。「勉強しなさい」と、つい指示したくもなるでしょう。しかし、あれこれ言い過ぎるのはただ「うるさい」と思われてしまうだけです。ますますやる気をなくしてしまうかもしれません。

ダメな部分を見つけて小言を言うのではなく、いつもより勉強していたり、良い成績をとったりしたときに褒めることを意識してみてください。褒められることで自分は認められていると感じてうれしくなり、さらに褒められるために頑張ろうという意欲が湧くでしょう。

勉強のやる気を出す3つの環境づくり

勉強のやる気は環境に大きく左右されます。勉強する環境は、暖かすぎても寒すぎても集中できません。まずは環境づくりから取り組みましょう。

また、漫画やゲームなど、つい勉強を中断したくなるものが近くにあると、やる気を出すのが難しくなります。

ここではやる気の出る環境づくりの方法を3つ紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

1.室温を適度に設定する

まず、室温を適度に調整しましょう。室温が高いと勉強で頭が温まりすぎて、眠くなってしまいます。反対に、室温が低すぎると足元から体が冷えてしまい、集中力が低下します。

理想的な状態は「頭寒足熱」です。室温は普段よりも低めに設定し、足元を衣類や暖房器具で温めましょう。

作業効率が高まり仕事の生産性が高まる温度は、22℃前後という研究報告もあります。勉強するときも、部屋の温度を22℃程度に設定するようにしてみてください。空気が滞らないよう、窓を開けて換気するなどの工夫もしてみましょう。

2.掃除をして不要なものは片付ける

勉強はいつも部屋でするという場合、漫画やゲーム、スマホなど勉強の妨げになりやすいものは見えないところに片付けましょう。そばにあると、つい「少しだけなら」と手を出して、勉強が中断してしまう可能性があります。

自宅の部屋を勉強の場所と決めたら、いつもきれいに掃除をしておくことが大切です。勉強に不要なものは視野に入る場所に置かないようにしてください。

3.勉強しやすい環境を見つける

自宅の部屋ではどうしても集中できない場合、図書館や放課後の教室など、環境を変えてみるのもおすすめです。いくつか試してみて、一番集中できた場所で勉強するようにしてみるとよいでしょう。

また、塾に通うという方法もあります。塾は勉強の環境づくりという意味では理想的な場所です。自習室がある塾を選べば、授業以外の時間も勉強する場所を確保できます。

「近所にいい塾がなくて」という方は、「塾ピタ」で検索してみましょう。駅や地名を入力すれば、最寄りの塾が見つかります。

勉強のやる気を出す効果的な4つの方法

勉強に集中できる環境が見つかったら、さらにやる気を出すための方法を勉強に取り入れていきしょう。まずは、短期的な目標を定めて、具体的な計画を立てます。

また、勉強のやる気が出ないのはわからないことがあるためで、得意なことから始めればスムーズに勉強しやすくなるでしょう。

ここでは、勉強のやる気を出す効果的な方法を紹介します。

1.目標を設定して計画を立てる

勉強のやる気を出す第一のポイントは、目標を設定して具体的な計画を立てることです。大きな目標である受験のほかに、中期的、短期的な目標をつくります。中期的な目標は中間テストや期末テストです。前回よりもいい成績を取るために、試験日までのスケジュールを組み立てましょう。

短期的な目標は今日1日、何を行うかを決めることです。やるべきことを紙に書き、すべてこなすことを目標にして勉強しましょう。

2.得意なことから始める

やる気が出ないのは勉強してもわからないからです。勉強は苦手な科目を克服するためにするものですが、勉強していてよくわからないと勉強がつまらなくなり、やる気を失ってしまいます。

どうしてもやる気が出ない場合は、得意なことから始めて勉強を楽しく行うモードにしていくのがよいでしょう。やる気のある状態が続き、苦手科目に取り組む意欲も出てきます。

3. 勉強時間を区切って集中する

人の集中力は長く続くものではなく、休憩を入れずにやり続けていてはパフォーマンスが落ちるだけです。40分〜1時間程度勉強したら5分ほど休憩し、頭をリフレッシュしてからまた取り組むようにしましょう。

効率的に勉強することで結果的に集中できる時間が多くなり、勉強の質が上がります。時間を区切ることでメリハリがつき、やる気も出やすいでしょう。

4.わからないことは何か確認する

苦手で理解できない科目は勉強していても楽しくなく、放置してしまいがちです。わからない状態をそのままにしておくと、ますますやる気を失うでしょう。そもそも、何がわからないのかもよくわかっていない状態かもしれません。まずは何がわからないのかを特定し、理解できるようにすることがやる気を出すコツです。

しかし、わからないことを確認する場合、一人では限界があります。わからないことを効率的に解決できるのが塾や予備校で、その利用も検討してみるとよいでしょう。なんでも質問できる環境を作ることでわからないという状態を解消し、勉強も楽しくなっていきます。

質問できる塾を探すなら、「塾ピタ」が便利です。塾の検索ができるだけでなく、個別面談や体験授業が無料で受けられます。質問しやすい塾かどうかも試せるので、気軽に利用してみるとよいでしょう。

勉強のやる気を出す名言

どうしてもやる気が出ない場合は、有名人の名言を読んでみるのがおすすめです。励まされる気持ちになり、やる気も出やすくなるでしょう。

やる気が出る名言として有名な言葉を、3つ紹介します。

「君がどんなに遠い夢を見ても、君自身が可能性を信じる限り、それは手の届くところにある」(ヘルマン・ヘッセ・小説家)

「小さいことを重ねることがとんでもないところに行くただ一つの道だ」(イチロー・元野球選手)

「人間、死んだらいくらでも休める。いま勉強しなくてどうする」(大前研一・経営コンサルタント)

勉強にやる気がなくなったら、自分でも名言を探してみるとよいでしょう。

勉強のやる気を出すには目標を設定しよう

勉強のやる気が出ないのは、勉強に集中できない環境にある、目的を定めていないなどの原因が考えられます。

まずは勉強に集中できる環境を見つけましょう。さらに、やる気を出すための方法も試してみてください。目標を立てる、得意なことから始めるなどすぐに取り組めることばかりです。

わからないことを解消するのもやる気が出るポイントで、塾を利用するもおすすめです。「塾ピタ」も活用し、通いやすい塾を探してみましょう。

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公開日:2021-10-14 /更新日:2021-10-14

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